AIの案、どこまで本当? 事実・予想・質問に分けてみた
AIの提案を「確認できた事実」「まだ予想」「次に聞く質問」に分けられます。

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結論
以前はAIに相談すると、確認できていない話まで含めて、すぐに解決案ができあがっていました。今回は、案の前に「事実」「予想」「質問」の三つへ分けました。
読者への影響
三つを分ければ、分かっていることと未確認のことが一目で分かり、AIの文章を正しいと思い込む失敗も減らせます。
今日の一手
止まっている企画を一つ選び、事実・予想・質問を一行ずつ書きます。たった三行でも、次に何を確かめるかが見えるからです。
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今回やったこと
私は、地域の「やってみたい」を応援する案を、社会教育委員会へ出すために整理しました。
最初に考えたのは、人工知能(AI)で連絡や記録を助ける仕組みです。ところが、地域の人が何に困っているのかは未確認でした。
そこで仕組みを提案する前に、今分かっていることと、これから聞くことを分けました。
課題
AIは、情報が足りなくても、もっともらしい答えを作れます。文章が整うほど、予想まで本当に見えやすくなります。
今回の記録には、「相談先が分からず、活動を始められない人がいるのではないか」という考えがあります。しかし、人数や実際の困りごとは未確認です。
ここを混ぜると、必要性を調べる前に、仕組みだけが先に進みます。
AIをどう使ったか
AIには解決策ではなく、記録の仕分けを任せました。
- 事実:記録で確認できること
- 予想:そうかもしれないが、まだ確認していないこと
- 質問:次に本人や担当者へ聞くこと
例えば今回は、次のように分けられます。
- 事実:地域活動を支える案を検討した
- 予想:相談先が分からず、活動を始められない人がいるかもしれない
- 質問:実際にどこで困ったのか。今ある相談窓口を知っているか
仕分けが正しいかは、人が元の記録と照らします。
実際の手順
AIには、本人が作った検討レポート一つだけを渡し、こう頼みました。
この記録だけを使い、事実、まだ確認していない予想、次に聞く質問へ分けてください。記録にない人数や効果は足さないでください。
回答を三列のメモにし、事実欄には元の記録で確認できる文だけを残します。
結果
「新しい支援の仕組みを作る」という話から、「まず、どんな人がどこで困っているのかを聞く」という段階へ戻せました。
仕組みは未実施で、人数、時間短縮、効果も未測定です。できたのは、次の確認に使う三列メモです。
失敗・改善点
最初はAIの便利さから考え、困っている人が本当にいるかを確かめる前に、答えを作ろうとしました。
「まだ分からない」を質問として残すと、次に誰へ何を聞くかが見えました。
再現方法
メモを三つに分け、「事実」「予想」「質問」と書きます。AIの文章を一文ずつ見て、資料で確認できない文は予想か質問へ移します。
注意事項
会議記録を使う場合は、個人名、家庭の事情、子どもの情報を除きます。仕分けには不要で、AIへ渡す理由がないからです。
AIが記録にない人数や意見を足したら、その回答は使いません。制度や正式な意見は、担当者と最新資料で人が確認します。
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一つだけ実行する手順
止まっている企画を一つ開き、事実・予想・質問を一行ずつ書きます。
必要な前提と結果の確認方法
資料を一つ用意し、個人情報を除きます。「事実」の文を資料内で見つけられれば完了です。なければ「予想」へ移します。
元に戻す方法・中止条件
元の資料は編集せず残します。AIが資料にない数字や人の意見を足したら、利用を中止します。間違った前提で企画を進めないためです。
経験と一般化の区別
AIを使う案から、地域の困りごとを先に確認する案へ戻した経緯は、本人の検討記録に基づきます。三つに分ける方法は、その経験を読者が試しやすい形にしたW.coの提案です。
事実と分析の区別
複数の案を検討し、地域の困りごとを未確認のまま残したことは、本人の記録で確認できます。「AIのきれいな文章は、予想まで事実に見せやすい」という部分は、この経験からのW.coの分析です。
出典
本人一次記録「2026-05-31_社会教育委員会_やってみたい支援_検討レポート.md」(2026年9月22日確認)