Gemini Omni 1.1 Flashが正式版に。動画は「低画質で試してから仕上げる」
AI動画へ課金する前に、構成・確認点・上限額を10分で一枚に整理できます。
はじめに
今回は、AI動画をいきなり高画質で作らず、粗い下書きから確認する話です。
結論
Googleは8月27日、動画生成・編集モデル「Gemini Omni 1.1 Flash」を正式版として公開しました。
360pで案を試し、残す案だけ1080pや4Kへ仕上げられます。累計40秒までの延長にも対応します。
ただし、APIに無料枠はありません。今日やるのは生成ではなく、作りたい10秒を三つの欄に分けるところまでです。
読者への影響
道場や地域イベントの短い案内動画を作る人には、試作と仕上げを分けやすくなる更新です。
高画質にしてから「動きが違う」と気づくより、まず鉛筆の下書きで構図を見る。そんな作り方に近づきました。
今日の一手
紙かメモを開き、「最初の画面」「10秒後の画面」「人が確認すること」を一行ずつ書きます。
ニュース概要
モデルはテキスト、画像、最長10秒の動画を受け取り、3〜10秒、24fpsの動画を出力します。
Googleは、直前の映像を見ながら10秒ずつ、累計40秒まで場面を延ばせると説明しています。二枚の画像を最初と最後に指定し、その間の動きを作る機能も加わりました。
何が変わるのか
制作で分かりやすい変化は360pの下書きです。Googleの測定では、標準の720pより最大60%速く、費用は3分の1です。
1080pと4Kは、低い解像度の映像を高精細にするアップスケールです。4Kにしても、構成の迷いまで自動で鮮明になるわけではありません。
実務ではどう使えるか
例えば、体験会の10秒動画を作るとします。
最初は会場の入口、最後は申込方法。途中に練習風景を置く。360pで順番と文字の見やすさを確認し、採用する案だけ仕上げます。
これなら「作る」と「採用する」を分けられます。日時、ロゴ、人物の扱い、公開可否は人が決めます。
私ならこう使う
私なら、生成前に一回の上限額と試す本数を決めます。確認項目は、文字、人物、固有名詞、意図しない物の四つです。
候補を並べても、公開可否は人が判断します。うまく動いた映像と、使ってよい映像は別です。
注意事項
Gemini APIは日本から利用できますが、このモデルは有料tierのみです。公式料金表では、720p動画は概算0.10米ドル/秒。入力にも料金がかかり、為替や税は別に確認が必要です。
人物、未公開デザイン、第三者の動画を入力する前に、同意と利用権を確かめます。生成動画にはSynthIDが付きますが、それだけで著作権や公開許可が整うわけではありません。
英語は正式対応ですが、他言語は評価未完了と案内されています。日本語の文字や指示は、実物で確かめる必要があります。
今日の一手
まだAI動画は生成しません。メモに次の三行だけ書きます。
最初の画面: 誰に、何の案内か 10秒後の画面: 日時か申込方法 人の確認: 文字、人物、権利、上限額
最後に「試作は何本まで」と数字を一つ置けば完了です。
結果の確認方法
別の人が読んで、映像の始点、終点、公開前の確認者、費用上限が分かれば合格です。
元に戻す方法・中止条件
今日はメモだけなので、不要なら破棄できます。権利が分からない素材、個人情報、未成年者の顔、上限額のない課金が必要なら生成を止めます。
事実と分析の区別
一般提供日、モデル仕様、解像度、延長、料金、日本のAPI利用可否、SynthIDは公式情報で確認した事実です。
下書きから始め、三行で確認点を決める方法はW.coの提案です。制作時間や費用が実際に減ることは、今回測定していません。