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学校でAIを使って大丈夫? 子どもの情報を守る4つの確認

学校からAI利用の案内が来たとき、子どもの情報の扱いを4つの質問で確かめられます。

30秒で読む

結論

学校でAIを使うなら、「便利そう」で決める前に、子どもの情報がどう扱われるかを確かめる必要があります。

Microsoftは9月16日、教育でAIを使うための五つの原則を発表しました。安全やプライバシーを最初から組み込むこと、先生を中心に置くこと、子どもが自分で考える力をAIに置き換えないことなどです。

ただし、これは米国での取り組みです。日本の学校にそのまま当てはまる法律や規則ではありません。

読者への影響

学校から「授業でAIを使います」という案内が届いても、サービス名だけでは安全性を判断できません。集める情報、その使い道、人が確認する場面、削除方法まで聞くことが大切です。

今日の一手

案内を読んだら、次の4つを余白へ書いてください。「何を集める?」「AIの学習や広告に使う?」「大切な判断を人が確認する?」「情報を削除できる?」です。

3分で詳しく読む

ニュース概要

Microsoftは、教育でAIを使う際の五つの原則を公表しました。安全・プライバシー・透明性を最初から組み込むこと、先生を中心に置くこと、子どもの思考を支えても置き換えないこと、教育の仕組みを支えること、AI時代への準備を進めることです。

同社は9月9日、米国の教員団体と学校向けの安全・プライバシー基準も発表しました。生徒や先生の情報をAIの学習、販売、広告などへ使わないことや、重要な判断には人が関わることを含みます。

何が変わるのか

「AIを使うか」だけでなく、「情報をどう守るか」を学校や提供会社へ尋ねるための物差しが見えてきました。

一方で、この基準だけではAIを学校で使うべきか、何歳から使うべきかまでは決まりません。APが取材した専門家も、この点は残る課題だと指摘しています。

実務ではどう使えるか

保護者向けの案内を読んだ場面で使えます。4つの質問に対する答えを一枚の確認メモにします。分からない項目は、推測せず「未確認」と書きます。

私ならこう使う

まず、子どもの氏名、作品、会話、成績のどれを集めるのか確認します。次に、集めた情報をAIの学習、広告、販売に使わないと明記されているかを見ます。

そのうえで、成績や指導など大切な判断を人が確認するか、退会や卒業後に情報を削除できるかを学校へ聞きます。答えがそろうまでは、同意を急ぎません。

注意事項

今回の発表はMicrosoftと米国の学校・教員団体によるものです。日本の学校や、別会社のAIにも同じ条件が適用されるとは限りません。

「安全です」という説明だけで判断せず、学校とサービス提供会社の実際の規約や回答を確認してください。

10分で試す

一つだけ実行する手順

学校から届いたAI利用の案内を一つ用意します。紙かメモに次の4問を書き、それぞれの答えを案内から探します。

1. 子どもの何の情報を集めますか。 2. 情報をAIの学習、広告、販売に使いますか。 3. 成績や指導など大切な判断を人が確認しますか。 4. 情報を削除でき、保護者へ分かりやすく説明できますか。

見つからない答えには「未確認」と書きます。これで一枚の確認メモが完成します。

結果の確認方法

4問すべてに、案内の該当箇所か学校からの回答が付いていれば確認完了です。サービス名や「安全」という言葉だけは、答えに数えません。

元に戻す方法・中止条件

メモを作るだけなので、学校やサービスの設定は変わりません。

答えが一つでも不明、規約と説明が食い違う、重要な判断をAIだけで行う。このどれかがあれば、同意や利用を止め、学校へ確認してください。

事実と分析の区別

確認できた事実は、Microsoftの五原則と、米国向け基準に情報の目的外利用を防ぐ考え方や人の確認が含まれることです。4問の確認メモはW.coの提案です。日本での適用状況と、各学校が基準を守る実績は未確認です。

出典