資料から30秒動画を作るWan3.0が正式公開。アップロード前に決めたい「使う1枚」
公開してよい一枚の案内から、30秒動画の設計図を4行で作れます。
資料が、そのまま動画の材料に
Alibaba Cloudは8月24日、AI動画生成モデル「Wan3.0」を正式公開しました。
PDFやスライド、表計算を入れると、最長30秒の動画にまとめてもらえます。
便利ですが、資料を丸ごと入れてよいかは別の話。先に「外へ出してよい1枚」を選びます。
読者への影響
地域イベントや道場、PTAの案内に関係します。
今日やるのは、動画ではなく4行
公開済みの案内1枚から、設計図を4行で書きます。登録もアップロードもしません。
何が始まったのか
8月6日の公開ベータを経て、8月24日に正式版になりました。
文章、画像、音声、動画、文書を材料に、最長30秒の動画を作れます。使いどころは、動画制作や広告、観光案内、SNS広報です。
料金は生成した長さで決まります。1秒当たり、480Pは0.05ドル、720Pは0.10ドル、1080Pは0.20ドルです。
Model Studioには東京リージョンがあります。ただし、日本の個別アカウントでWan3.0を選べるかは未確認です。
普通の言葉にすると
PDF、Word、Excel、PowerPoint、Webページも使えます。1回につき1ファイルか1リンクで、上限は100MB・50ページです。
つまり、「この資料を短い動画にして」と頼める範囲が広がりました。
チラシ1枚なら使い道が見える
地域イベントの公開済みチラシなら、日時、場所、対象、申込方法を順に見せる告知動画にできます。
名簿や参加者の顔、連絡先、未公開の会計資料は外します。元に載っていても、動画で見せてよいとは限りません。
私なら、完成動画から始めません
私なら、いきなり完成動画を作らせません。公開済みの案内を1枚選び、「誰に・何を・順番・最後の行動」を先に決めます。
AIは映像案を作る係です。何を見せるか、事実が合っているか、公開してよいかを決めるのは人です。
便利さと、任せ切ることは別です
30秒の1080P動画は、公式単価なら1回6ドル。作り直すたびに料金が増えるので、秒数、解像度、試す回数の上限を先に決めます。為替、税、契約条件は別に確認が必要です。
画質や人物の一貫性は、主に提供側が説明している段階です。独立した評価は、まだ十分ではありません。
著作権、個人情報、未成年者情報、内部情報を含む資料は入れません。少なくとも、利用規約や保存先を確認できるまでは待ちます。
画面内の文字や音声が、必ず正しいとは限りません。日時、金額、固有名詞、申込先は、元の資料と人の目で照合します。
今日は動画を作りません
公開済みの案内を1枚だけ選び、紙かメモへ次の4行を書きます。
書けたら、元の案内と見比べます。元にない内容を足していなければ、今日の作業は完了です。
- 誰に: 地域イベントを知らない近隣の人
- 何を: 日時・場所・参加対象
- 順番: 課題→イベント内容→参加方法
- 最後の行動: 公式ページで詳細を見る
できたかどうかの見分け方
別の人に4行だけを見てもらいます。日時や参加方法まで説明できれば合格です。
中止条件は、この3つ
選んだ資料に個人情報、未公開情報、利用許可のない写真があれば中止します。メモだけなら破棄して元へ戻せます。
ここまでは事実、ここからはW.coの提案
正式公開日、最長30秒、対応する材料、解像度、単価は、公式情報と独立報道で確認した事実です。
公開済みの1枚から始めること、4行の設計図、人が確認する境界はW.coの提案です。動画の品質、作業時間の短縮、集客効果は確認していません。